リール&ロッド

20年以上も前からABU社のアンバサダー5000シリーズ(ベイトキャスティングリールです、念のため。)に憧れながら、未だにそれを手にしていません。
そんなことがココロの奥底に引っかかっているようで、どちらかといえばリール好き(?)のようです。


リール
(リールの画像はロールバックしますので、ポインタを乗っけてみてください。)

ハーディ社のリールは、高校時代にフライフィッシングにあこがれていたころは高嶺の花でしたが、いつの間にかそれほど高価という部類には入らなくなってきました。(円高に感謝します

クラシックな感じ、丈夫さ、美しさ、そんなキーワードで選ぶことが多いように思います。でも、古いリール(アンティーク、ヴィンテージ)を使うよりも同時代の道具を長く使って一緒に年をとりたい。だから、なるべく飽きの来ない丈夫なものを使っています。
LtMagician34sideA.jpg キラクのライトマジシャン34。最初のフライリールです。#4DTフルラインだとノーバッキングでも、ギリギリ。
Shogoにとってもファーストリール。その後Yoshinoにとってもファーストリールになりました・・・?
HlcMillsideA.jpg キラクのスモールトラウト・ミレニアム。とてもきれいなリールで、フライ用リールとしてはチョット珍しい(?)赤色
ハンドルを回した手ごたえは、スムーズです。
このリールだけは未使用。将来妻か息子か娘にプレゼントしましょう。
(息子は2000年生まれだから、息子へ行くのが記念になるのですが。)
AmpexNo2sideA.jpg AMPEX No.2。軽いということが購入の動機でもありましたが、ヘキサグラフやバンブーロッドには軽すぎるかもしれません。
クリックのドラグが弱めなので、小さめのサカナ向きかな。
No1sideA.jpg コヒノール#1。シンプルで丈夫で安っぽくないものをと考えていたところで発見。これも、しっかりした作りで好きなリールのひとつになりました。スプールを色違いのものと組み合わせるのもおしゃれな使い方ですね。
BougleMKIV3inchsideA.jpg Bougle MKW、3”。#4DTラインを巻くにはちょっと小さめでしょうか。ディティールが「現代の製品」といった感じでもっとクラシカルな雰囲気があってもいいかなぁ。
MACH_IsideA.jpg ATH、MACH T。回したときの遊びのない滑らかな感触のリールです。#6WFラインを巻いてキャスティング練習に使っていましたが、千曲川本流でも使用を開始。
1903Bouglereplica2-7_8sideA.jpg 1903年Bougleのレプリカ。2−7/8インチで、上の3インチのものよりさらに小型です。
釣具屋さんで一目ぼれしてしまいました。
欧日向けのものではなく、アメリカ向けのもの・・・と聞いたのですが
証明カードをみると「U.S.」の文字がなく、欧日向けのもののようです。
キャパシティやスペックから#3DTライン・ロッドで使っています。
Cascapedia1_0sideA.jpg Cascapedia1/0レプリカ。これも一目ぼれ。今考えると、ワイドスプールなところも含め、「ベイトキャスティングリール風」なのがツボにハマったのか?
まぁ、釣具なんて計画的に買わなきゃいけないようなものではないと思いますので、「買うつもりはなかったんだけど・・・」というパターンが、私の場合多いです。
先立つものがあるわけもなく、引き取ることができるようになるまでかなり時間がかかりました。
#4DTラインで使っています。
AllBrassAM-1sideA.jpg

All Brass AM−1 Logo。
重いリールがなかなかよろしい、とカスカペディアで味をしめたものの、All Brass Perfect以外は良さそうなのがない。しかし、なにせあれは値段が・・・。
ならば・・・とTRUTTAさんにカスタムメイドできるかどうかを打診したところ「OK]となりできたのがコレ。
国産リールメーカーの老舗でデザインがとても気に入って、しかも本体のプレート以外のパーツがもともとブラスですから、「やってもらえるかも?」と思ってのことです。

TRUTTAさんのカタログにも写真が載りました。
AllBrassPerfect3inchsideA.jpg All Brass Perfect 3インチレプリカ。
ひょんなことから、手に入れました。というより、執念?
シリアルナンバーが、私の誕生日に絡んだ数字だったので、どうしてもほしかったのですが、「モノがモノだから・・・」とそのときは非売品扱いの品でした。
それから月日が流れて、ある日お店を訪ねると
「!」
売り物に混ざって陳列されています。即予約しました。
私の手元に来るまでに、それから再び長い時間がかかったことはいうまでもありません。
なぜか塗装が浮いてきてしまっています(試用程度の使用しかしていないのですが)。自分とともに加齢していって欲しいので、塗り直さずにそのままにしておこうと思います。
Medalist1495(1_2)sideA.jpg キャスティング練習用の#8ロッドにいいのはないかしら?と探して。
#6ロッドは使うことがあるかもしれませんが、#8ロッドは使うこともないと思いますので、どのようなリールでもよかったのですが、せっかくですから古くからある定番リールを、と選びました。
1495 1/2KAという中国製。
SpitfirePerfect2-7_8inchsideA.jpg スピットファイアーのパーフェクト2−7/8インチのレプリカ。
半年くらい前から「出る」との情報を得ていましたが、その後しばらく忘れていました。久々に思い出してインターネットで実際のモノの画像を見たら、一目ぼれ。
実際に使っても、ドラグの効き加減がよろしくてお気に入りになりました。
ボディはもうすでにキズだらけとなっておりますが、メノウはまだ健在です(笑)。

ロッド

なぜかは定かではありませんが、小学生の頃、子供向けの釣り入門の書籍に「六角竿」という文字を見つけて子供心に「これはイイ!!」と思ったものでした。
そして月日が流れ、その六角竿に相当するものがフライフィッシングで使われていることを知り、「因縁」というものを感じています。
Fates7ft6inNo4.jpg 最初の一本は、テンリュウFates ofシリーズ7’6”2pc#4。
最初の一匹を釣ったのもこの竿ですし、キャスティングの練習を散々して、今でも練習に実釣にとよく使います。
リールシートの金具は竿の値段相応でやや安っぽいのですが、全体としてのコストパフォーマンスはとてもよいです。私の中ではこの竿が他の竿の性能を判断するための基準になっています。1万円台の値段でスピゴットフェルールになっているのも何かうれしい。
Hxg7ft4inNo3-4.jpg ヘキサグラフ7’4”2pc#3/#4。高田馬場のフライショップリトレスマスターシリーズ。同じ位の長さ、同じ番手ならヘキサグラフ社のファクトリーモデルよりもしなやかでパラボリックでスローな感じ。
でも素材はカーボンですから、反発力でラインを飛ばす感じです。中身の詰まったソリッドな構造とあいまって、バンブー・ロッドとも普通のカーボンロッドとも違ったフィーリングです。
予備のサオとしていたら、車のドアにはさんでしまいました。修理も無事に済んでグッドファイトの楽しめる武石では出番が多くなっています。
Hxg7ft6in3pcNo3-4.jpg ヘキサグラフ7’6”3pc#3/#4。リトレスマスターシリーズ。手持ちの3本の中ではもっともスローで、バンブーテイストの強い感じがします。普段使うのに、3pcだと継ぐのが面倒(?)なのでもっぱら2pcのもののどちらかを使っていますが、先日久しぶりに使ってみるとこれが本当にバンブーのような振り心地でびっくりしました。
Hxg7ft10inNo3-4.jpg ヘキサグラフ7’10”2pc#3/#4。リトレスマスターシリーズ。2pcでチョット長めのものが欲しかったので。これはすこしティップの柔らかいファストな感じ(あくまでも、他の2本と比べての話です)。7’4”のものと適当に交代で使っています。3本ともアクションが違うので、振る楽しみがあります。
FLY-O.jpg FLY−O。ご存知、キャスティング練習用具です。「ゼロからのスタート」に引っ掛けて、フライ「ゼロ」なのかと思ったら、アルファベットの「オウ」のほうでした。
ホールができませんので実際のキャスティングとはやはりチョット違うのですが、ループを作る感じやラインを伸ばす感じに慣れるにはとてもよいです。
家の中で猫をじゃらすのにも最適のように思います。(笑)
JY7ft9inNo3.jpg 横田純氏の竿です。7’9”2pc#3ミディアムアクション。製作者ご本人に見ていただきましたが、このタイプはいままで数本しか作らなかったそうです。シリアルナンバーから1990年代後半(1997年ころ?)と推定されます。ストローカラーのロッドと若草色のスレッドが春から初夏のイメージ。
テンリュウの竿でキャスティング練習をした後にこの竿に持ち替えると相当違和感があります。その反対に、この竿の後にテンリュウの竿に持ち替えると、1.5倍くらいキャスティングがうまくなったような気がします。(笑)
LHM9ftNo6.jpg ダイワの9’2pc#6。職場の近所の(小諸では有名な)釣具店で安売りをしていました。#4ロッドしか持っておらず、それを使ってのキャスティング練習に限界を感じておりましたので、教科書に書いてあるように(より)高番手のものを・・・と思い購入。
最初に持ち替えたときは、すぐにウデがパンパンになりましたが、1シーズンオフいっぱい練習してなんとか腕力はついたような・・・?
PM7ft6inNo4.jpg 最近はそうでもないのですが横田氏のサオは私には柔らかすぎると感じていたころ、もう少し「スパッ」とした感触の投げ味のあるサオを探して。
今となってはどうして行き着いたのか、花梨バールを使ったグリップが非常にオリジナリティが高いなぁ、とインターネットで最初に見たときにそう思いました。
「プログレッシブなミディアムファスト」との表記どおりのサオで、好みにピッタリです。
グリップとリールシートが同質同色の素材、金色の金具にスレッドを青で巻いていただきました。フェルールの部分はわずかにスレッドの色が透けて瑠璃色に見えるのが美しい。
フェルールのすり合わせはムチャクチャ素晴らしいです。粘り気のある(?)継ぎ具合で抜くときも機密性の高さが感じられます。こんなフェルールの仕上げはすごすぎ。
2本目は「フルパラボリックなミディアムスローアクション」のPara−Miyukiを・・・と注文のタイミングを計っています。(シーズン中とか、納品までの時間の長いときとかは忙しいかな〜?と遠慮してしまいます。)
mlt9ftNo7-8.jpg キャップスのミルトレス9’2pc#7/#8。廃盤ディスカウントしていたものを通販で購入。
#6ロッドでのキャスティング練習で、フルラインに「もうひとたぐり分」足りないところで頭打ちになってしまったキャスティング能力向上のため
「#6ロッドで慣れているから・・・」とタカをくくっていたら、#4→#6のときよりもさらにウデにきました。当初はラインの反動が強すぎてフォルスキャストをしているだけで握力がすぐに落ちてしまい、フルラインどころか#6ラインより飛ばない状況でした。
最近は筋力も伴ってきて、条件が良ければフルラインもどきぐらいは投げられるようになりました。
Fenwick663-3J.jpg

フェンウィックイエローグラス6’6”3pc#3。フェンウィックというメーカーはあの鳥のマーク(どんな種類かは存じませんが→×。イーグルだそうです。)とともにずいぶん以前(1970年代後半)から知っています。ブラックバス用のロッド(フェングラス ランカースティック2000;2055。ピストル型グリップのところでブランクを取り外すタイプの5−1/2feet、1pc)とかスピニングロッド(Legacy、2pc;LG65S)などを未だに所有しています。
グラスのロッドを買うのはそのとき以来ですから、いったい何年のブランクがあるのでしょう???

おっと、このサオ、マウンテンライクで行われた試投会で発売直前に投げ比べてみて、この長さと番手のものが非常に投げやすかったのでとても記憶に残りました。
買ったのはそれから1年半ほど経ってからでしたが、とても記憶に残る一匹を釣りました。